家族で東京国立博物館の三国志展に行ってきました。昔から我が家ではちょこちょこ美術館や博物館に行っています。最初は物珍しいから恐竜展にしようか？という話だったのですが、行ってみたらちびっ子たちが長蛇の列を為していたので早々に断念し、こちらにしてみました。別に誰かが三国志ファンとかそういうわけでもなくて、本当にじゃあまあ、みたいな感じで。吉川英治の三国志、一度読んでみようと思いつつなかなか手を付けていない。あれ長いよね。
この展覧会はゲームとコラボしているようで、音声ガイドも通常版だけでなく声優さんによるものもあったり、アプリをダウンロードすると武将が出てくる画面があったり、なんか色々すごかったです。普段の展覧会とは来場者の層が違う感じがしました。珍しく全作品写真撮影OKだったので皆様スマホやデジカメ、人によっては一眼を手に干渉していましたね。しかし、週末ということもあってかなり混んでたな～。吹き抜けを挟んで第一会場と第二会場に分かれていて、案内のお姉さんが第二会場からでもご覧になれます、と言っていたので比較的空いている第二会場から見ました。時代が前後してしまうのですが、自分は気にしないので全然大丈夫だった。見やすいほうがいい。あと、第二会場の方が絵や書じゃなくてモノが多かったのでとっつきやすかったかな。
自分は美術館や博物館が結構好きなのですが、全くもって詳しくないのですごい適当な、超ど素人丸出しな楽しみ方しかしていません。まともな記事はもっと別の人が詳しく書いてくれるのでいいんだ。
こいつの顔は良い。表情豊かなものは好き。こういう人いるよね。
これ硯かと思ったら、当時の女性が化粧したパレットらしい。胡粉がどうのとか書いてあったから、アイシャドウにでもしたんですかねー。太古から女性は装いに力を入れていたのだな。
これはいまでも使えそう。ゼムクリップとか輪ゴムとか入れて引き出しの中の整理整頓に使いたい。絶対便利。
銭の成る木～！欲しい！銭銭銭銭銭
こいつも顔が良い。こういう変なのが好き。ていうかこれ自分に似てると思う。
最近の美術館の展示って凝ってますよねー。船に矢が放たれたエピソードを元にしているらしい。
写真は撮りませんでしたが、当時の服装を再現した人形が各所にあったり、漫画の原画が展示してあったり、色々工夫されてるな～と思いながら見てました。
じっくり見てたら二時間以上かかってしまったので、とりあえず館内で腹ごしらえをした。知らなかったんですけど、このレストランってオークラ系列なんですね。
いくらと鮭の山海丼を食べた。1,000円くらい。いくらうま。
その後、常設館にある小さな展示室も見に行ったのですが、いかんせん三国志展でエネルギーを使い果たしてしまいほとんど見られなかった…途中で抜けて休憩所の椅子に座って休んでました。寝不足だったり風邪気味だったりしたのもあるとは思うんですが。
ちょっと愚痴なんですけど、上野のこの界隈にある美術館（特にこの平成館）、特別展はどれも展示数が多くてかなり疲れるんですよね… もうぐったり。今日のも第二会場見終わった時には「もう十分」となっていて、第一会場を見るまでにしばし足を休める必要があった。足腰もそうだし、集中して見るからなんか全身疲労という感じ。お年寄りとかもっとそうだと思うし、吹き抜け付近の椅子に座っている方もそんな話をしていた。サントリー美術館とか、三井記念美術館とか、その程度のコンパクトさが個人的には好きです。もう少し展示作品数を減らして欲しいな…そしてお値段も少し下げてくれるとより嬉しいな…まあ作品の保存や修復って本当にお金がかかると思うので、それを考えれば観覧料なんてまじで端金だしむしろ安いとは思いますが。また、がっつり見たー！という感覚が好きな方もいらっしゃるでしょうし、ある程度の作品数がないとキュレーターさん（というのか？）は組み立てるのが大変だったりするかもしれないし。そう考えると適当に流して見る技を身に付けなくてはならないのか。流すことは基本的に苦手です。私の欠点。
都美館でやっていたクリムト展にも会期終了間際に行ったのでそちらの下書きもあるんですけど、いかんせんもう終わってしまったからな…今は愛知かな。三国志はまだ会期序盤なので、観た順序は逆ですがこちらの記事を優先させました。クリムトもそのうちアップしよう。あれは良かったわ… ではまた～。
