語るぬりかべ

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ぬりかべ体躯のアラサーが、美容と日々の暮らしに奮闘しつつ楽しみを見出す記録。

にんにく専門店「はじめの一っぽ」でにんにくを喰らい尽くしました

高校生の分際で神楽坂を制服でふらふらしていたあの頃から早十年、押しも押されぬアラサーとなったここ数年は、カフェのみならず贅沢ご飯を食べに神楽坂へ繰り出すようになりました。たまーにね。守銭奴だから。にあぽんさん(id:imagical) が紹介していたカリーナカリーナに私も行っていて、肉パラダイスに舌鼓を打ちました。割とお手頃でお洒落で使い勝手が良いな、といった印象です。最近だとカウンターで天ぷらを食べました。あれも最高だった。神楽坂は素敵なお店があり過ぎて困るな…

前置きが長くなりましたが、今回はにんにくです。大好きにんにく。

 

 

お店「はじめの一っぽ」

以前お店の前を通りがかって、「何ここおいしそう!」と戸を叩いたものの、予約で満席になっていて諦めました。今回はぬかりなく予約。

青森県天間林産『福地ホワイト六片』を使用した、イタリアンベースの創作にんにく料理/はじめの一っぽ_STPDファーストゲート(東京・神楽坂・新宿御苑)

神楽坂にもう一店舗と、中野にもあるようですね。

www.google.co.jp

 

 場所

神楽坂と飯田橋だと、飯田橋の方が多少近いかな?本多横丁沿いにあります。

神楽坂の通りの名前、いまいち覚えらんない。 

 

シチュエーション

三連休の中日、18:00に2名で予約。店内は既に何組もいて、全席予約で埋まっていたようです。予約なしの方も何名かいらっしゃいましたが、前回の私達同様に断られていました。週末に行くなら予約必須だと思われます。というか、お休みの前の日じゃないと翌日のニンニク臭が怖くて無理。ここで使われているにんにくは良質だから匂いが残りづらいという前情報がありましたが、だとしてもかなりの挑戦だと思う。

 

客層

女性グループ2組(テーブル席)、カップル3組(カウンター)と、女子会orデート向き、といった感じでした。にんにくと言いパクチーと言い、女性の方が匂いの強い食べ物を好む傾向にあるんですかね…?まあ好きな男性もいるでしょうけど、体感的に女性の方が割合として多い気がします。パクチーの根は婦人科系の不調に効果がある漢方なので、パクチーの女性人気には本能的なものがあるのかもしれませんが。ともあれ、女性がメインです。

 

料理

まずはメニューをご覧くださいませ。

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にんにく尽くし!今回は中央にあるコースにしました。コースは2人前からで、メニューの全て&今日のおすすめから前菜2種・メイン1種・パスタ類1種・デザート2種が選べます。ドリンクは別。私達はコースにプラスでにんにくの丸揚げをお願いしました。コースを頼んでいる人が多いような感じでしたね。二軒目、三軒目でなければコスパが良いのは圧倒的にコースだと思います。

こちらはドリンクメニュー。

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ドリンクもにんにく入りのものが…メニューの右端が切れてしまいましたが、右上にあるガーリックレモンスカッシュを飲みました。にんにく。レモンを打ち消すにんにく。怖いもの見たさ的に頼んだけど、別にここは挑戦する場所ではなかったかな(察してください)

 

お通し:ガーリックフランス

こんなに最高なお通しがあるのか。
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一切れ食べてから慌てて写真を撮った。ガーリックもバターもしみしみ。

 

前菜1種目:旬の鮮魚のカルパッチョ

日替わりで今日はカンパチでした。
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お、い、しーい。速攻で喰らい尽くす。なんせ腹が減っていたので。これには生のにんにくスライスがのっていましたね。

 

コースに追加:にんにくの丸揚げ

メニューを見た瞬間、これは頼まねばならぬ、と心に決めた。
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皮を剥いてから、味噌・唐辛子・ごま油・バジルなどを付けてぱくり。甘くてねっとりしていて、にんにく感は全然ない!何も付けず、そのままでも食べられました。日本一のブランドにんにく「福地ホワイト6片」使用だそうです。

 

前菜2種目:ポルチーニ茸と3種のきのこのガーリックオイル煮

私はこういうやつ(オリーブオイルがだくだくで、にんにくが入っているもの)にとにかく目がなくて、「アヒージョは飲み物」だと思っています。
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もちろんバゲットをお願いし、一滴残らず胃に入れます。油大好き…油…きのこの旨味が出まくった油だから…魚介の油でも可…ラードは全然体に合わないんですけど、オリーブオイルは多分大丈夫だと思います。胃もたれも全くしないし。ごま油も大丈夫。

 

メイン:葡萄牛ランプのガーリックステーキ〜シャリアピンソース〜

おまえ、うまそうだな
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うまかった。シャリピアンって何よ?と思ったので帰宅後調べたんですけど、玉ねぎソース?たれ?のことらしい。玉ねぎのタレにお肉を漬け込んで、柔らかくしてから焼く的な。確かにお肉柔らかかったです。このソースがまたおいしくて、野菜に絡めまくって綺麗に食べてしまった。

 

パスタ:和牛すじ肉のガーリックラザニア

来た時に思わず歓声を上げてしまった…子どもかな…?
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パスタ部分よりも、和牛ソース部分のボリュームがめちゃくちゃ多い!パスタは想像の半分くらいの量しかなかった。ここのお料理、全体的に結構ボリューミーです。コースじゃ足りないな、などと思っていた自分が間違いだった。平たいパスタが美味しかったから、今度手ごねパスタに挑戦してみようと思います。セモリナ粉

 

デザート:カスタードプリン〜ラムレーズンジェラート添え〜

にんにくプリンも気になったのですが、ラムレーズンに惹かれてこちらに。
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ブレてしもうた。早く食べたかったのかな…カラメルがしっかり苦くて、ラムの香りも豊かで、大人のデザート感がありました。個人的にはもうちょい固めのプリンが好き(小声)門前仲町にある東亜サプライの紅茶プリンはまじうまだったなー。フロランタンついてるの。

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tabelog.com

 

お口直し:青汁

お会計をお願いしたら、食前酒サイズのグラスに注いだ青汁をくださいました。
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りんごとケールと、あともうひとつなんだったかな?にんにくの消臭作用があるとのことで、ありがたくグビッと頂きました。

 

お代

この内容でコース3,480円なので、コスパはかなり良いと思います。それに加え、にんにくの丸揚げ、バゲット、ドリンク計4杯で二人で12,000円位だったかな。ワインもあるので頼むお酒の種類や酒量によってこれよりも上がるとは思います。自分は基本的に飲まないので、あまり参考にはならないかも。私の経済状況からするとそうそう頻繁に行ける価格帯ではなくて、かなり贅沢レベルだったな。まあいいんです、たまにはね。

 

感想

どれも美味しくて、盛り付けもすっきりしていました。華やか~!という感じではないですが、純粋に食欲をそそられる感じ。照明もそう明るくないので、いわゆる「映え」を狙うにはそう向かないかもしれません。でもおいしいに越したことはないからな…

雰囲気はなかなかお洒落です。そういう意味ではデートに良いと思いますが、一品一品かなりボリュームがあるので二人だとお腹いっぱいになりました。今度は複数名で行って、色々な物を少しずつ食べてみたいな~。日によるのかもしれませんが、私が行ったときはしっとりしているカウンターと大盛り上がりのテーブル席とでかなり違いがあったので、ロマンティックさは求めない方が無難かも&あまり大きな声で騒ぐのはちょっとあれかも。会話のざわめき程度がお店の空気間には丁度良いように思います。

それと、店員さんの対応に好感が持てました。お声がけいただくタイミングもばっちりだし、気配りも鮮やか。よく見てらっしゃるなあと思いました。厨房1人、接客1人とかなり忙しいはずですが、せわしない空気は全く感じさせず。プロだな。

で、気になる「にんにく臭」。臭いにくい良質なにんにくを使っているとはいえ、食後~翌朝はやっぱり…まあにんにくだからね…セラブレス使うの忘れたよ。なんのためのセラブレスだ。でも、にんにく好きなら行って損は無いです!翌日は昼まで引きこもれば問題ないので!

 

おまけ:mugimaru2(カフェ)

晩御飯までの時間調整で、同じく神楽坂にあるmugimaru2に行きました。

www.mugimaru2.com

大学生の頃は年1くらいで行っていましたが、随分久しぶりの訪問となりました。こちらは看板猫の寸(すん)ちゃん。

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かーわーいーいー。このカフェはジブリ感漂う異世界なので、このフレーズにビビッと来た方はどうぞ。おまんじゅうの種類が沢山あって、掘り炬燵でのんびりできます。ご希望ならば寸ちゃんとも触れ合えるし。神楽坂茶寮の混雑を横目にどうぞ。

 以前は行った飲食店をまとめて記事にしていましたが、こうやって一本しっかり書くのも良いですねー。またうまいもんを食べに行ったら記事にしようと思います。それでは!