語るぬりかべ

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ぬりかべ体躯のアラサーが、美容と日々の暮らしに奮闘しつつ楽しみを見出す記録。

ADICCTIONのカスタムパレットを買った!後悔はない!

いや~、買ったんですよ。もう何年も欲しいなと思っていたのですが、なんか「へ?」みたいなタイミングで買いました。初のデパコスパレットです。口紅はMACとEleganceで体験済みなものの、粉物は全くの初めて。読んでくださる方々はメイク玄人の方が多いと思いますが、初めてのあの日を思い出しながらお付き合いいただければ幸いです。いくぜ!

 

 

ひゃっほう!!!

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購入時エピソード

購入店舗は新丸ビル3FのIsetan Mirrorでした。次の予定まで時間があったので、ADDICTIONのシャドウ見よう~今日は買わないと思うけど~と軽い気持ちで入店。眺めていたらお姉さんに声をかけられたので話していると、なんかそのお姉さんがやけに“私のことをわかってる”んですよ。言葉のキャッチボールがスムーズだし、欲しいところに投げてくれるし、私に似合うであろう色を丁寧に説明してくれるんです。実は以前ADDICTIONの直営店というのか?で一度タッチアップしてもらったことがあるのですが、その時担当してくださった方との会話の息が合わなくて…良い方だと思うんです、思うんですけど、ど~も相性が合わず、購入意欲がそそられず。いずれ買うけど今じゃないな、と判断して撤退したという過去がありました。だからこそ、今回接客してくれたお姉さんとのやりとりに「楽しい~!」となってしまい、タッチアップ→購入、という流れに至ったのでした。他の店員さんも親切で、とってもお買い物しやすかったです。こういうの大事だと思う。何を買うかもあるけど、誰から買うかも大事。

 

単品紹介

さてさて、いくぜよ。 

THE EYESHADOW Rigoletto 030(2,200円)

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なめらかな光沢のゴールドベージュ

パール (P): 繊細なパールからリッチなものまで、バリエーションが豊富。個々のパール感により、最適なベースを採用。
繊細なパール感と発色を同時にかなえ、美しい仕上がりをキープします。
パールの中にもつや感、濡れ感、透明感など、あらゆる仕上がりが存在します。

リゴレットなんぞや、と思って調べたらオペラのタイトルで、しかも好色男(=リゴレット)&悲恋&罪の無い女性が死ぬやつだった…なんか恋愛運悪くなりそうじゃないですか?そんなことない???気にしちゃだめ???

こちら、なんとなく肌に合いそうだな→手の甲はバッチリだな→目元ドンズバ、という流れを経た後、ネットでイエベ秋おすすめの色とされていることを知ったブツです。ですよねー、いいと思ったもん。

 

THE EYESHADOW Fudge 074(2,200円)

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リッチにつやめくアンバーブラウン

メタリック (ME):パールやラメの輝きが特徴的な、つややかでメタリックな仕上がり。
肌へのフィット性が高く、メタリックな仕上がりが持続します。

あなたはアンバーだったのね。琥珀はいつか買おうと思っている天然石だったのでなんだか嬉しい。いくつかブラウンを試した中で、一番しっくりくる色でした。赤味と黄味のバランスが丁度良いというか。タッチアップしてもらった時に、リゴレットの上からこの色を付けてもらった瞬間の目元の奥行き感にびっくりしました。すげーな締め色。

 

THE BLUSH Stylish 010(3,080円)

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スタイリッシュなマホガニーブラウン

マット (M) 見たままの美しい発色、ノンパールでマットな仕上がり。

マホガニーって聞くけど知らんな、と思って調べたら、赤みの強い高級な家具用の木材でした。絶対「私の色」だな、という感じ。アンバーしかりマホガニーしかり、合うと感じた物にはそれに適したネーミングが付けられている。リゴレットはちょっとあれだけど…

こっちもぱっと見で「こりゃ合うな」となった。以前REVLONで似たような色を使っていたのです。一応タッチアップしもらって、鏡を見てやっぱかわえ~となりました。言うまでもなく自分じゃなくて色がかわいいのですが。つーかどれも良い。

 

コンパクトケースⅡ(1,650円) 

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最初はコンパクトの鏡にクーラーが映り込んでてめちゃくちゃダサかったんですけど、iPhoneで台形補正ができるとわかったのでやってみました。便利だった~。

CHIC & SLEEK。必要なものだけをセットするJet-Setter気分のコンパクト。

組み合わせ例:
●アイシャドウ6個
●アイシャドウ4個&チップ類
●アイシャドウ4個&ブラッシュ1個
●アイシャドウ2個&ブラッシュ1個&ブラシS&チップ
●ブラッシュ3個
●ブラッシュ2個&ブラシ
ナチュラルヴェールパウダー1個&アイシャドウ2個
ナチュラルヴェールパウダー1個&ブラッシュ1個

私は上から4つ目のやつですが、いろいろな組み合わせができますね。HPから例を引っ張ってきてコラージュにしてみました。

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夢が広がる。

アイテム解説にあるJet-setterの意味がわからなくてまたもや調べたら、「ジェット機に乗って海外を豪遊して回るファッショナブルな富裕層」のことらしい。てっきり「ジェット機のように超速でメイクを仕上げたい人」を意味しているのかと思った。こちとらチャリンコわしわし乗り回す超一般庶民だというのに…

 

アイシャドウチップ(220円)

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自由自在に選んで、コンパクトケースにセットできるアイシャドウチップ。

ボケボケ。これは写真を撮る必要が無かったかもしれん。普通のチップです。ファッジを二重幅に重ねる時に使う予定。リゴレットは指付けを推奨されたのでそうするつもり。放置していたアイシャドウベースもちゃんと使わないとなー。面倒でねえ。

 

ブラッシュブラシ(660円)

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自由自在に選んで、コンパクトケースにセットできるブラッシュブラシ。

これも普通のブラシ。細いのと太いのとあって、太い方にしました。太いほうが塗りやすいかなーと思って。

 

しめて10,010円!覚悟はしていたがやはり高い!けど、毎日使ってるヒノコCが5,000円だと考えると、ヒノコ2本分…このパレットが高いんじゃなくてヒノコが高いのか…?考えないようにしよう。SBLなんてもっと高いもん。あー怖い怖い。

お姉さんには「コフレ等でもっと安いのがある」と言われました。そりゃまあそうなんですよねー。たとえばこれ。

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素敵なのは知ってる!知ってるけど現在の私の需要とは異なるのです…またいつの日か…会えると良いね…(涙ぐみながら手を振る)

 

組み立て

まずはそれぞれをケースから外します。裏返すとちっこい穴があるので、

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ここに細いものを入れて押し出します。
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これはダイヤモンドやすり。つまようじとかでもいいと思う。

チークが壊れないようにそーっと… 取れた!
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ぐえ、ねちょねちょ。どうやらこの粘着でコンパクトと接着するらしい。もう少しエレガントな仕様になりそうですが…イニスフリーのカスタムパレットが磁石でくっつくように… 

まあよい。このチークの入っていたケースはアイシャドウ2つが丁度入る大きさなので捨てないで取っておくと旅行の時に便利ですよ、とお会計してくれたお姉さんに言われたので入れてみました。

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確かにぴったり。まあ私はパレット本体を持っていくので使わんでしょうが。

でーけたーーーー!!!
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お、お美しい…(眩暈)

この写真だとリゴレットが若干タイニーシェルっぽさある気が。タイニーシェルも気になったんだよな~。完成したこやつを母親に見せたら、第一声が「◯◯(私)向きだね」でした。やっぱり?土偶を感じる色だよね。特にチーク。

 

スウォッチ

 これは流石にせねばならん。面倒くさいとか言っている場合ではない。

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自然光で、どれも指で塗りました。上からリゴレット、ファッジ、スタイリッシュ。塗ったら塗ったでより綺麗なんですけど、どうしましょうか…リゴレットの煌めき!ファッジのまろやかな深み!スタイリッシュの血色感!もうだめ。致死量超えた。入念に弔ってください。

こっちも自然光ですが、室内で日なたになっているところに移動して撮ってみました。
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あなた、夕暮れの光もとってもよくお似合いになるわね。一番下のスタイリッシュ、マットチークなんですけどなぜかツヤがあるのは私が元々光りやすい肌だからだと思います。何年か前に日焼けしまくった時、足のすねなんか最早黒光りしてたので。だからツヤッツヤしたのは過剰になってしまうのだ。ちなみにメイク画像ですが、このパレットが良くないものに見えてしまうのではないかという危惧があるので載せません。価値を下げるなどということが断じてあってはならない。

いやでも本当に買って良かったです。Twitterでもひとしきり騒ぎました。

余は満足じゃ。

 

お決まりの余談

 アイシャドウとかチークって、使っても使ってもなかなか無くならないじゃないですか。でも、使い切りに麻薬並みの快感を覚えている人間としては、途中で使うのをやめる、新しいのを買う、という選択肢は基本的にないわけです。だって使い切りからの快感から遠のくんだもん。なので、必然的に手持ちのメイク道具はワンポイントに対してワンアイテムになる。でも!!!ときめきが足りないわけです!!!だってこれだもん。

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背景だけ綺麗にしてみた。相当使い込んだし、ここまできっちり使えるならデパコスに手を出してもいいかな〜と思って、手を出しました。あと、無くなった色を買い足せる=捨て色が存在しない。記事タイトルに戻る。なお、このおんぼろ二人組は彼氏宅の置きコスメになりました。流石にそろそろ成仏させてもいい気がしますが…

カラーメイク大好きだったらまた話は違うと思うのですが、残念ながら私の顔はただひたすらに馴染む色だけを要求してくる。したがって、色で遊ぶなどという高等手段は使えず。でも沢山持っていても使いこなすだけの技量は(今のところ)(残念ながら)(修行が足りず)ないので、このパレットだけで十分なんですよね。これが手持ちの化粧品のほぼ全部です。

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ああ、貧相。ファンデは学がない時に買った代物を使い続けている。気になるファンデは沢山あるが、まだその時じゃないから買わない。残りがいっぱいある。

こう書くとミニマリストだの断捨離だのそういったタイプだと思われる気がするんですが、そういうわけでもないんですよ。好きなものはじゃんじゃん買うから。リニューアル前のクウネルなんて古本屋で見つけたら光の速さで買いますからね。で、捨てないで全部取っといてる。

じゃあなんでここまで?というのは単に守銭奴なのと、片付けができないからです。使える金には限りがある!どれだけ物を減らしても片付けられない!結果、極力物を買わない、手持ちの物を減らすという結果になる訳です。あと、使いこなせない物や使いきれない物を持っていても仕方がないというか、物に対して「ごめんね…」となってしまうので。それだったらもっと良い嫁ぎ先があったよね、と。この罪悪感も使い切りに拍車をかけているのかもしれない。結果だけ見るとミニマリスト感ありありだし、ミニマリストの方の呟きに共感したりもするのですが。

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わかる〜。わかりすぎる。無駄な物というか、本当に自分にとって必要なのかどうかを吟味するから下手したら何か買うまでに5年かかったりする。このブログの書き出しにも「前から気になってた」「ずっと欲しいと思ってた」などが多いのはそのためです。別に値段の多寡じゃないんですよ。高くてもこれだと思ったら買う。安くてもビビッと来なかったら買わない。自分基準で高いと感じたら何年か寝かせてから買う。

あと、これよこれ。問題はこっち。

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この「流行から離れる」というのはかなり要注意だと思っていて。カスタムやオーダーに傾倒するあたりかなり怪しいなと自分で感じているのですが、「オンリーワンな私」という自惚れがないか自問自答している節があります。また、「我が道を行き過ぎて客観性のない人」にならないように常に危惧している。別に最先端の流行を追いかける必要はないけれど、常に自分自身をアップデートする必要はあると思っているので、そういう意味でも何かに固執するといったことは避けたい。それを防ぐためには、当たり前を当たり前と思わずにより良き何かを探る姿勢が求められると思います。脳味噌を有効に使って生きねばならんな。それでは。