語るぬりかべ

語るぬりかべ

ぬりかべ体躯のアラサーが、美容と日々の暮らしに奮闘しつつ楽しみを見出す記録。

パーソナルデザイン診断を受けてきました!~奥深きPDの世界~

PD診断を受けてから既に8か月。なぜそんなに記事公開が遅くなったのか?聡明な読者の皆様なら理由はもうおわかりですね。そう、

深淵だからです。

先に結果だけお伝えすると、PC秋、メインPDはファッショナブル、サブPDはナチュラル(通称ファッナチュ)でした。PDは個別具体の最たるものなので、私のレポを他の人がそのまま取り入れられるわけではない(例え同じ結果でも重視するポイントは人によって異なる)のですが、PDの楽しさや奥深さを少しだけでもお裾分けできれば幸いです。

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概要

PD診断とは

パーソナルデザイン(略してPD)は、イメージコンサルタント診断(パーソナルカラー・骨格・顔タイプなど)の一種です。頭のてっぺんからつま先まで、その人トータルの印象を大きく分けて6つのタイプ(直線=ファッショナブル・ナチュラル・グレース、曲線=フェミニン・ロマンス・キュート)に分類し、似合う装いのアドバイスを頂くことができます。各タイプのイメージはざっくりこんな感じだそうです。

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パーソナルデザイン診断 | 甲信越/東北 パーソナルデザイン診断

キュートはさらにガーリッシュ・ボーイッシュ・アバンギャルドの3つに分かれます。PDは単一ではなく、アクセントとなる二番手まで選出されます。私で言えば、ファッショナブル=メイン、ナチュラル=サブ。各PDについて突っ込みだすと切りがなくなるのでとりあえずこの程度にしておきます。また、サロンによってはメインとサブの割合(8:2など)を出しているところもあります。PD診断にも何やら流派があるようですが、門外漢なのでそのあたりはよく分からず……なお、省略してPD診断と言っていますが、PC(パーソナルカラー)とセットになった「PCPD診断」を受講しました。

 

受診サロン

松重初(まつしげうい)先生のサロンです。このブログ繋がりでサロン開設前に恐れ多くもお会いする機会があったのですが、ぶっ飛ぶチャーミングさで一発でファンになってしまい…PDは絶対にうい先生に診てもらおうと決意しておりました。

www.eyp-pcpd.com

なんとYoutubeもスタートなさっています。


【パーソナルデザインとは?】カラーだけではわからない!あなたに似合うデザインを見つけよう

 各種告知はinstagramtwitterでなさっているので、気になる方はフォローしてみてくださいませ。記事後半にもリンクを埋め込んでおきます。

 

準備

以下は全て個人的な体験談です。また、サロンによっては私の書いた内容と相違点等あるかと思います。ご参考程度に留めおきください。

申し込み

うい先生のサロンでは、TwitterinstagramなどのSNSを通して募集の告知があります。それを見たら、指定された期間内にHPのフォームから申し込みをします。基本的にはペア診断なので、一日2名。私が受診した8月には先着順でしたが途中から抽選制に変わったので、送信ボタンにはあらん限りの念を込めましょう。

当日の服装

事前に案内のメールがあり、そこに当日の流れや注意点などが書いてあります。服装は自由とのことだったので、私はとりあえず「私っぽい服装」で行こうと思いワイドめのハイウエストパンツにノースリーブ、荷物が入る大き目のトートバッグという出で立ちにしました。同時に受診した友人TはPD診断レポを読み漁っており、丈の長さへの耐性を見るためにボトムの裾を上げ下ろしすることがあるという情報をキャッチしていたため、足首が見える程度の長さのスカートでした。私たちの場合は特に裾をどうこうする場面はなかったのですが、気になる方はそうしてもいいかも。また、別の診断レポでは「露出耐性を見るために鎖骨が見えるような首回りの開きのあるもの(=タートルネックNG)」をお召しになって受けた方もいらっしゃるようです。受診したのは夏だったのでタートルという選択肢はありませんでしたが、冬場に受けるなら要注意かもしれません。

持ち物

見てもらいたいコスメやアクセサリー、服などがあれば持参、とのことでした。人によってはキャリーケースに服を詰め込んでいくようですが、私はそこまでの根性がなく普段使いのコスメと手持ちのアクセサリー数点に留めました。とはいえ、余力がある人は可能な限り持っていくのが良い気がします。診断中に頂くお言葉からある程度の方向性が掴めてくるので、実際に見てもらう段には「これは小さすぎますよね…?」とか言いながらおずおずと差し出す羽目になるのですが、「なんか似合わないのはわかるんだけど、好きだから何と組み合わせればいけるのか知りたい」みたいな物は現物を前に具体的なアドバイスが聞けるので。もちろん、先生の方でも各タイプに合わせたコスメやアクセサリーを様々ご準備くださっているので、手ぶらでも全く問題ありませんでした。

なお、診断時はすっぴん(色のつかない日焼け止め可)で行います。メイクは必ず落とす必要があるので、必要な方はクレンジング&基礎化粧品を。こちらも先生がベーシックな物は揃えてくださっているため、持参するのは肌が敏感な方だけで良いかと思います。私は落とすのが面倒だったので日焼け止めだけ塗って行きました。

 

診断

本編に入ります。前半はパーソナルカラー診断、休憩を挟んで後半はパーソナルデザイン診断、最後にメイクアドバイスと質疑応答。ざっくりとですが、PC診断2時間→休憩30分→PD診断2時間→メイク&質問1時間、とかなりの長丁場になりました。お昼を挟んだこともあり、休憩時間には軽食をパクつきながら3人でお喋りタイム。丸一日かけてみっちり勉強です。

パーソナルカラー編

最初は色見本とタブレットに表示される資料を見ながら、PCに関する座学を受けます。

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それが終わったら、いよいよ診断開始。診断は自然光の入る窓際で、全身鏡に正対してドレープを当てていきます。もう一人は窓際に座り、鏡越しではなく直接ドレープを当ててもらっている人の様子を見させてもらいます。ペア診断で本当に良かったと思ったのがこのPC診断。岡目八目じゃないですが、他の人の「似合う」はもう一目瞭然でわかるんですよ。先に友人Tが診断を受け、その間私は見学させてもらったのですが、本っ当に感動しました。私のようにセンスの無い人間でも、彼女が得意な色とそうでもない色の違いがはっきりと掴めた。合う色だと、本人が瞬時にグレードアップするんです。いや、私に言われるまでもなく皆様ご存知だと思いますが。めっちゃ綺麗!全然違う!すごい!と欠落した語彙でギャースカ騒いでいました。色、すごすぎる。

また、うい先生が「口の横を見てください」など、観察のポイントを口頭で伝えてくれるのでそこに注目すると素人目にも色毎の違いが非常にわかりやすかったです。あと、「イメージしてください、どっちが仕立てた浴衣ですか?」「この黄色とこの黄色、どちらに仕事を任せたいですか?」と投げかけてくれた問いも、理解を深める一助になりました。

お次は私の番。簡易診断で秋との結果が出ており、実感としても秋のカラーは似合うと思っていました。が、簡易も簡易な診断だったこと、また友人にしばしば「黒似合うよね」と言われることから、冬への転生(再度診断を受けたら結果が変わること)も覚悟していざドレープ当て。本当なら何をどの順番で比較したてどうだったかをメモってればよかったのですが、残念ながらそこまで気が回らず…これがレポと言えない所以です。最後は似合う色のドレープを顔の近くに置き、自然光で写真撮影(データは後でもらえます)。うい先生曰く、私にはこの赤が一押しとのことでした。

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そう、冒頭で述べたように、めでたく(?)転生はなく秋のままでした。秋の次に良かったのは春なので完全なるイエローベース。やはり自分よりも人の変化を横で見ている方がわかりやすかったものの、合う色だとびっくりするくらいに布そのものが高級で上質な感じになるのを実感できました。裏を返せば、苦手な色を選んだ時の安っぽさと悪目立ち加減はそれこそ凄まじいものが。悩みである肌の赤みが余計に目立ったり、毛穴が主張してザラザラとした質感に見えたり、口周りに影ができたり…ああ恐ろしい…PCを疎かにしてはならん!としみじみ実感しました。で、最後にとどめを刺すかのようにPCに合った口紅とチークを塗ります。ここで更なる実感を得る。もうね~、違うんです。全然違う。こんな茶色みたいなリップ塗るの!?と内心引き気味だったのに、塗ったらバッチコイなんですもの……長くなるのでアイテム詳細についてはこの後のメイクレッスンの章でまとめます。

診断終了後には各個人のPCの色見本帳を頂けるので、その後の買い物で活用することができます。やったね。

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これをパラパラ眺めているだけで「この色のこんなアイテムが欲しいな~」と夢想できるので非常に楽しいです。泉のように湧き出る欲望。余談ですが、先述したPC秋だけど黒似合う問題はその後のPDへの布石になっています。

 

パーソナルデザイン編

一休みしてからいよいよPD診断です。パーソナルデザインの診断は、6つあるタイプの中から、自分からは遠いと思った物を順に消していく流れになります。事前にTwitterコンサルタントや考察アカウントの方々の投稿を読み漁り予習をしていたこと、以前先生にお会いした時に雑談の中で「直線と長さが大事だと思う」と言われていたことから、ある程度の絞り込みができてはいました。ちょっとここいらでもう一度各PDの参考画像をお借りして載せておきますね。

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パーソナルデザイン(PD)診断とは?【8タイプでファッションの方向性を示す】

即座に消える曲線PD達

まず最初に遠いと思ったのはキュート→正解。顔タイプで言えばキュートなのですが、PD的に見たらもう全然キュートの要素がないんですよね。小さい変化が細々あっても体の存在を前にしては無に帰します。

次に外したのはロマンス→正解。ロマンスのうっとりするような甘い華やかさ、丸みを帯びたラインは縁がない。個人的なロマンスのイメージは大塚寧々なのですが、ああいうたおやかさは皆無です。顔立ちとしては曲線要素が強いのですが、服で曲線要素を足すとどうも野暮ったくなるんですよね。

3番目に消したのはフェミニン→正解。もう語感からしてぜってえちげぇだろと突然口が悪くなってしまうし、ぴったりニットに花柄ふんわりスカートぉおおお!?と書いているだけで途中で声が上ずってしまう。先生いわく「私が着ると中途半端」だそうです。後に「存在感を消したい時にはフェミニンにしろ」とのアドバイスを受けました。なるほど、具合悪い時とかね…

 

直線PD三つ巴

ここで、予想していた通りにナチュラル・グレース・ファッショナブルの直線三つが残りました。大本命はナチュラ。というのも、ナチュラルの人は背が高い傾向がある(私は172㎝)こと、残った3つの中ではキーワード(スポーティー、カジュアル、親しみやすい、など)が自分と一番近しいかなと思っていたからです。身長もあるでしょうが「スポーツ何やってた?」と問われることや、道を聞かれたり突然話しかけられたりする回数がとにかく多くて。

そして、ファッショナブルはサブとして候補に挙げていました。PDナチュラルの芸能人には広末涼子新垣結衣榮倉奈々長澤まさみ綾瀬はるかなどがいるのですが、確実にそれら「のみ」ではないことはわかっていて。私という人間は、あの澄み切った爽やかさだけで構成されているわけではない。なんというか、澄み切っただけではなく、ある種のスパイスのようなものが自分には要るんですよ。透明なオニオンスープじゃどうも物足りない。パンチの効いた何かを足したくなるんです。そう考えるとファッショナブルは可能性として無くはないだろうと。更に言えば、憧れとしてのグレースが控えています。上品、上質、都会的、正統派、う~んノックアウト。何はさておき大好きなんですそういうのが。もう本能的に惹かれる。白旗。

というわけでとりあえずナチュラルをメイン・サブ問わずに残し、ファッショナブルとグレースどちらを落とすかの選択に。私は甘ちゃんなので憧れのグレースを残したくてファッショナブルを指さしたところ、うい先生は目をかっ開いて「違う!あなたはこっち(ファッショナブル)!!!」とファッショナブルの項目をバシバシ指で叩きながら仰いました。oh…「ナチュラルはサブだから。メインはファッショナブル。ぬりかべちゃんはファッナチュです」と、こうして私はPDファッナチュに相成りました。捨てきれなかったグレースは「かちっとしたのが悪いわけじゃないけど、窮屈にしたくない。勿体無い」という理由で脱落したそうです。躍動感が消されちゃうってことなのかな。ちなみにファッショナブルの芸能人は、アンミカ、菜々緒米倉涼子つ、強!私そんな強いの!?顔タイプキュートなのに顔タイプクール(マトリックスで言えば一番遠い)の菜々緒と同じ分類???と、いざファッショナブルとなると相当な動揺でした。しばらく「あ~」しか言ってなかった気がする。

 

私的ファッナチュ覚書

以下、動揺しつつもうい先生のお言葉を片っ端から殴り書いたメモから引用します。繰り返しますが、あくまで「私のファッナチュはこういう方向性」というもので、全てのファッナチュの方に当てはまるわけではないのでご注意くださいませ。

【概要】

  • ファッナチュ:ファッショナブル・ドレッシー+抜け感・かっこよさ
  • 印象が強い(ファッ)けど話しかけやすい(ナチュ)
  • 親しみやすさとリーダー性、存在感
  • 生まれながらのファッショナブル(not柄で派手になるタイプ)
  • 柄ではなく素材の変化や形、派手にするわけではない(ボトムなら華やかでも良い)
  • 柄よりコントラスト派。スポットライトを浴びる(※ナチュフェミになった友人Tは自ら発光タイプ)
  • ベーシックはつまらなくなる、モード・ストリートに振る
  • 丸み不要、ソリッド・コンパクト・ぴったり
  • どんどん足す、足し算の方向

記事を書くために久しぶりにメモを見返したのですが、今となってはどれも心から頷けます。ファッショナブル=柄!みたいなイメージがありましたが、私はコントラスト派。パキッとした色合わせでメリハリを付けるのが好きだったのでこれは取り入れやすい。ちなみに黒が得意なのはファッショナブルあるあるだそうで、PC外しててもいけちゃうのはPDが理由だったんですね。伏線回収。

そして「丸み不要」は顔タイプ(曲線子ども顔)と徹底的に相容れない。そりゃ顔タイプ受けた時にあんだけ困るわけですよ…うい先生には「ぬりかべちゃんは顔タイプよりもPD優先させた方がいいかな〜」とのお言葉を頂き、後に友人Tには「ファッショナブルが全てを飲み込んでいる」と言われてかなり笑いました。めちゃくちゃ強いなPD。ただ、トップスの柄物がそこまで得意でないことに関しては、顔タイプが影響しているかもしれないなあと感じることがあります。顔のパーツ自体は小ぶり。

最後に、私の苦手な足し算。シンプルベーシックが好きなことに加えうっすらミニマリスト傾向があるので、ついつい引き算しがちなんですよね〜。そもそも足し算できる何かを所持していないので、そこから始める必要があります。金だ金、金を持ってこい。

【アイテム】

  • 服全般、厚みと固さ
  • ロングカーデ、ロングシャツ
  • カバンは柄物、革は革でもクロコや型押し
  • べっこう◎、メタル◎
  • ネックレスは長さ(直線)と数、イヤリングは重さ
  • スニーカーはストリートブランド(ギア系)

金だ金、(以下略)細かく話したい事は色々とあるのですが、とにかく長くなるので後の考察章に回して診断時の内容だけかいつまんで。耳周りは「とにかく重そうなやつがいい」とのことでしたが、イヤリングは持参したものだとどれもこれもボリューム不足で笑ってしまいました。先生からお借りしたものを含め、似合うものを左から順に並べています。

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右の2つだって決して小さくはない(3cm以上あるので耳たぶは隠れる)んですけど悲しいかな力不足。一番左のライオンのドアノッカー、すごくないですか?これに拮抗するようなボリューミーなイヤカフを探す旅に出ていますが、なかなか見つけられていません。とまあ、こんな感じで似合うアクセについても具体的なアドバイスを頂きました。服を持ってきている方はアクセ同様に色々お尋ねできることと思います。

 

メイクレッスン&質疑応答

一通り診断が終わったら、次はメイクレッスンです。先生が各人のPCに合ったお薦めのメイクアイテムを貸してくださるので、それを使ってメイクをしていきます。私が使用したアイテムは以下。

こちらが先程触れたPC診断にてトドメの一撃を食らった逸品です。

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  • チーク:メディア ブライトアップチークN OR-2

プチプラ。割としっかり発色するので大きいブラシでふわっと乗せるのが良かった。

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  • ファンデ:Dior バックステージ フェイス&ボディファンデーション2WO

こちらはオリーブがかった色味で、私の肌の赤みを綺麗にマスキングしてくれました。赤みを消すには緑だとよく言われますが、グリーンのコントロールカラーって白くなったりするじゃないですか。それが無かったので流石ディオールだなと。

  • シャドウ:KATE ダークローズシャドウGN-1

カーキ!暗い!こんな色を目の周りにのせるんですか?私は黒木メイサじゃないのよ?と思いながら塗りましたが、なんだかんだいけてしまう不思議。

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ご紹介頂いたアイテムの半数がプチプラと、挑戦しやすいラインナップなのがありがたいですね。色物は試してナンボである、ということを実感しました。まあイエベ秋御用達と言えばそれまでなのですが、提案されないと自分からはなかなか手を出さないことってあるじゃないですか。やっぱり人に教えてもらうって、そしてそれをそのままやってみるって、当たり前だけど大事なんですよね。

また、先生はinstagramでPD別メイクライブなるものも開催していらっしゃるので、そちらでより詳しく学ぶこともできます。保存されているのでいつでも見返すことが可能。これはPDファッショナブルメイクの第一幕です。

「シャープな華やかさ」をキーワードに、眉毛・コントゥア・インラインなどにポイントを置きながらガッツリ施していました。私はまだハイライトとシェーディングに手を出していないのですが、それ以外のメイクの仕方は基本的に合っていたので一安心。視聴者の方々のコメントに「自分はここまでやるのは厳しい」的な内容が散見されましたが、マジか……私はオフィスメイクでも(時間に余裕のある日は)これ位の濃さにしてやっと「化粧してるな」になれるのに……などと、PDによる盛り耐性などの違いに思いを馳せました。

話を戻し、質疑応答タイム。ここでは、かねてからの懸案であった髪色と髪型についてお尋ねしました。

Q.一度染めたことがあったのですが、いまいちしっくり来ず。

A.地の髪色でも良いと思う。(やった~染めなくていいから楽だ~)

Q.髪型迷子です。ショート~ボブを行ったり来たり。

A.ファッショナブルは思いっきり短いとか、超ロングとか、極端なのが似合う。(じゃあショートにします、楽なので)

と、なんともすんなり解決してしまいました。で、さくっと切りました。

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多分死ぬまでこれです。楽だし。診断を受けることが決まってからはスマホのメモに日々思いついた質問を書き溜めていたのですが、尋ねる前に先生からほとんど説明されました。疑問に思うことは皆同じなのか、PDの結果を受け止めることで頭が精いっぱいなのか。多分どちらもだろうな。

ちなみに先生のTwitterでは着回しコーデなどの提案をしてくださっているので、それもチェックしています。

Twitterではうい先生以外にも様々なコンサルタントの方が発信していらっしゃるので、PDについて学びを深めたい方はアカウントを作成することをお薦めします。

 

アフターフォロー

診断終了後は、PCとPDの内容をまとめた資料を頂けます。各人のPCPDに合わせた物の組み合わせになっているので、私の場合はPC秋&PDファッショナブル&PDナチュラル。

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内容は公開NGなのですが、基本情報やお薦めアイテムなどが写真を用いながら紹介さています。どうでもいいですが帰りの電車で読んでたら思いっきり酔いました。私は三半規管が弱い。

追って、診断の内容をまとめたメールが先生から届きます。こちらは公開の許可を頂いたので載せちゃう!

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おしゃカラーは全然使えていないので、いくらコントラストに強いとはいえモノトーン頼りに生きるのに終止符を打とうと思います。「とことんおしゃれ」は一生の課題だ。多分来世じゃないと無理です。一応努力はしますが…

そして更に、うい先生の診断を受けた人は受診者専用のコミュニティに参加することができます。そこで、先生に直接「このアイテムPD的にどうでしょう…?」などの質問をすることができるという仕組み。私も何度かお尋ねしました。

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と、こんな感じで教えて頂けます。これを一人一人にやっているわけですから先生はそりゃもうめっちゃくっちゃに大変だと思うんですけど、PD迷子にとってはありがたいことこの上ない。FinalAさんでも「アフターフォローのFA」として取り上げられていました。

finala.net

余談ですが、私は生まれ変わったらグレファになりたいです。パンチの効いた端正さに惚れ惚れしちゃう。

 

感想など

うわーい、やっとひと段落ついたぞう。ここからは気を楽にしてぽろぽろ書き連ねていきます。 

方向性が固まった

私の場合は顔単体の特徴(顔タイプ) と全体の印象(PD)に大きな乖離があり、テイストをどうするか決めかねているところがありました。だって顔タイプだときゃりーぱみゅぱみゅでPDだと冨永愛だもん、そりゃ混乱しますよ。一人の人間としてどちらの要素も持ち合わせているわけだし、究極どちらに持って行ってもいいと思うんです。ただ、私の好みとしては直線的な装いの方が目が行くし、PD的にもそれが適と出たし、じゃあそっちに舵を切りましょう!と。三十路を前にして、ようやく装いの羅針盤を手に入れた感があります。これまで随分迷ったねえ…

メコンを受けるとファッションの幅が狭まりそうで…という声もしばしば耳にしますが、着たいものを似合わないからという理由で我慢して着ないというよりは、自然と選ばなくなりました。ぱっと見のいいな感と自分に馴染むかどうかが一致しないことは今でも多々あるのですが、「このふわっとしたスカートはフェミニンさんが着たらきっと素敵だろうな~」などと思うと購買意欲というのはそこまで湧き上がらなくて。もっと素敵に着られる人がいる、という客観的な理解があると、守備範囲外の物には無闇矢鱈に手を伸ばさなくなるという印象です。

 

PDを示唆していたぬりかべアイコン

何も考えずにサクッと描いたぬりかべアイコン、実はかなり正鵠を射ていたように思います。キュートもロマンスもフェミニンも絶対違うもん。

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以前から我ながら結構特徴を捉えていると感じていましたが、この目元の強さはファッショナブルならではなんだろうなあと。このアイコンに何か着せるなら思い切った大きい変化やパキッとしたアイテムが必要な印象を受けるのもそうですね。事実、友人T(この時が初顔合わせでした)には「部屋に入ってきた瞬間ファッショナブルの人だ!って思った」と言われたので、傍目にはかなりわかりやすいファッショナブルなのでしょう。

  

どんな「私」を目指すか

昔から抱いているこうなりたい人間像として、「かしこくて優しい人」というのがありました。かつてセルフスタイリング理論講座で講師の先生に「それは非常に高度な要求です」とぶった斬られたアレです。

nekonekosanpo.hatenablog.com

先ほどの「かしこく、優しい」が内面的な理想像であるのに対して、PD診断によって見えてきた対外的なビジョンがあります。それは、「頼りがいがあって、親しみやすい人」。

必要な時に自信を持って、言うべきことを言う。肩の力を抜いて、ふっと一息つける雰囲気。すっきりとかしこく、日差しのように温かい。そんな人になりたいなと。

私がうまく自分の物にできていないファッショナブルな要素は、精神的に不足している部分でもあると思うんです。文章上でどう見られているかはわかりませんが、自信を持つこと、意見を主張すること、曲げない強さ、こういった類はとってもとっても苦手分野。PDは内面を診断するものではないことは重々承知しているものの、やはりそれを「理解」し「実行」するのは己の内面なわけで。内面が外見に反映すると考えると、個人的には非常に腑に落ちる感覚があります。

そしてまた逆も然り。よく「自分に自信を持たせてくれるお守りアイテム」などと言いますが、まさしくそういうことだと思います。すなわち、身に着ける物がなりたい自分や在りたい自分に引き寄せてくれる面もあるんじゃないかなと。いつかどこかで、私の強さを底上げしてくれるファッショナブル!なアイテムと巡り会いたいです。

は~想定通り過去最高の長文記事になりました。衝撃の11,175文字!ここまでお付き合い頂きありがとうございました。それではまた。