化粧品の使用期限ってあるじゃないですか。日焼け止めはワンシーズンで使い切って来年に持ち越すなとか、リキッドファンデは半年がリミットだとか、マスカラに至っては三か月とか。喧嘩売ってんのかこの野郎!使い切れるわけねえだろ!アイシャドウだのチークだのなんていつから手元にあると思ってんだ、ふと気が付けば十年選手になりかねないんだぞ!そのくせ魅力的な商品ばっか次から次に出しやがって、そんなに使い捨てされたいのか!?いい女としての矜持はないのか!?
取り乱しました。でも誰しも取り乱すと思う。世の化粧品(特に粉物)って容量1/4とかでいいよね。価格も1/4だとありがたいけど、使い切りに圧倒的快感を感じる身としては最悪同じ値段でも構わない。そりゃ安いほうが嬉しいんですが、減らないフラストレーションってありますよね。新しいの下ろしたいけどまだめっちゃある~、みたいな。プチプラ大容量とか優しいようで優しくない。ロールキャベツ男子みたい。この表現最近めっきり姿を見なくなりましたね。短い命だった。
そろそろ本題に入ります。下着です。その中でも特に下です。去年の秋頃旅行に行った時に、夜の女子トークで下着にも使用期限があることを知りました。しかも、なんと1年。ねえ、知ってた?みんな知ってた?下着とそんなシビアな関係築かなきゃいけないなんて知ってた?私全然知らなかったし思いもしなかった。よれてきたら処分するかー、くらいにしか考えてなかった。そりゃブラに比べて消耗が速いのは気付いていたので(なぜかパ〇〇とは言いたくない、自分でも謎)、下だけデザイン違いで2枚買ったりはしてましたが、それでも…1年…?こんなこと公にしたら引かれるかもしれないけど、そんなの超過してるのいっぱいある。あれもこれもあいつもそいつも期限切れ。おブラさんなんかわかりにくいからもっとだぜ!ひゃっほう!おりものシート使っても駄目かなー?と言ったら即座に却下されました。ごめんなさいねこんな話をして。匿名だから言えるというわけでもなくて、気心知れた友人にはガンガン話しています。でも内心どうなのかな…軽蔑されてたりして…でも話したいじゃん!情報共有は大事。話せることは話していくスタンスです。
自分は基礎化粧品を開封した時に開封年月日をマジックで記入していて、あまりにも古いものを顔に塗りたくることはないようにしているんですけど、それを下着にも適用しないと駄目なのかしら…タグに使用開始年月日書いちゃう?でもそれってなんかヤバくない?何の日にちだよってならない?そんなこと考えるほうがおかしい???
と、こんな話を同僚としていたら「年始とかタイミングを決めて買い替えるようにすれば良い」と至極真っ当な提案を頂きました。あ~と変な声出た。納得。持つべきものは賢い同僚ですね。でもさ~、お洋服と一緒で、下着も出会いじゃないですか。勿論この形が合う、この色が合う、っていうざっくりした傾向はあっても、一目惚れしちゃうことってザラにあるわけで。なにこれ!かわいい!ほしい!とIQ3になって色違いで3セット買って財布がすっからかんになる、みたいな。今日は本を買いに来たのになぜ下着に引っかかった!みたいな。そう考えると、決めたタイミングで欲しいものと巡り合えるわけでもないし妥協をするのも嫌だし、うーん答えは出ない。ノートに購入年月日をまとめておけばいいのかしら。そんなにマメじゃないわ。全く意図していなかったのですが今脳内でアナ雪が流れました。
まあ少なくとも所持している総数を減らしていくのが必要なことに変わりはないですね。わたくし、腰回りはなかなかに豊かなんですけれども、それに比べてお胸は随分控えめでしてね。これは婉曲的な表現をしても非常に悲しいんですけれども。そうなると付加価値を!というお胸からの要請があるのかないのか単に下着という存在そのものが好きなのか、どうもつい下着を増やしてしまうのですよ。服を選ぶより、化粧品を買うより、下着売り場にいる時のアドレナリン分泌量が最も高くなっていると思う。別に高級ランジェリーを身に着けているわけでは全くないのですが、それでもやっぱりときめくものを手に取りたいしまといたい。寝ても疲れが取れていない朝、仕事に行くために着替える時に「今日はこれにしよ~」という一瞬の華やぎを失いたくない。これは下着に限らず、身の回りの物全てがそうだと思うます。
やはり生き方としての断捨離は多方面で有効なのだな~。Less is moreをより推し進めていきたいと思います。片付けできない人間だし。頑張るぞー。おー。