皆さんはどんな人間になりたいですか。
のっけから何やら意味深な質問をしてしまいましたが、先日このことについて自問自答していました。割とこういうことをよくしています。といっても椅子に座ってそのことだけを考えるとかではなく、自転車を漕いだりお風呂に入っていたりする時にぼんやり頭の中で考えている。で、自分がなりたい姿、大事にしたいこと、すなわち内面的なことって、外見や肉体面で目指したいこととも繋がっているんだな〜と改めて認識したお話です。お時間ありましたらお付き合いください。問わず語りってまじこのことだな。
まずは、どんな人間になりたいかを明らかにせねば。ああ高望み…でもいいんです、思い描くのは自由だから。目標は高く。
・かしこい、知性
一番に思い浮かぶのがこれ。かしこい人間になりたーい。語尾を伸ばしている時点でアホ丸出しなんですが。単に物を知っているだけでなく、様々な感情や経験と知識を有機的に結び付け、それを人の役に立てたい。切れ味や地頭の良さはなくとも、着実に1つずつ丁寧に読み解き言葉を選び、誠実に向き合い伝える姿勢。実。あー素敵。
・健康的、伸びやか、しなやか
溌剌、生き生き、涼やか、打てば響くような反応の良さ。めげずへこたれず、芯が強く回復力がある。風雨に負けず根を張って健やかに伸びていく樹木のイメージ。SHIHOとか松島花とかがヨガしてる時の映像がわかりやすい。うーん、これも自分には全くない要素ですね。小雨でも土砂崩れだし、そよ風でも倒壊するので。
・穏やか、笑顔、受容、共感
これは比較的自分の強みだと思っていて、大事にしたいし伸ばしていきたいところ。アンパンマンと揶揄される笑顔と、大型の哺乳類のような安心感のある(?)肉体という点で大方クリアしてると思う。まあそれはさておき、誰かと関係を築く上で挙げたようなことはベースになるんじゃないかなーと。んでもって願わくば、おこがましいかもしれないけれど、誰かの支えになったり笑顔を届けたりしたい。
よし、とりあえずは理想像が明らかになりました。これを見た目が与える印象に落とし込んでいくのであーる。じゃあかしこさって一体どこに現れるのかなー、人間って外見のどんなところからかしこそうって思うのかなー、というのを探るわけです。私は、それは目元じゃないかなと思う。目は口ほどに物を言う、という諺は目がどれほど内面を伝えるかを物語っているし、きりっとした眉には意志の強さが表れる。でっかい直径のカラコンつけてる目は、かわいく見えてもかしこそうには見えない気がするし。そうすると、眉がすっきりしている、整っている、目とのバランスが取れている、というのは人間的な成熟や思考のブレなさ、調整能力の高さを暗に示しているのではないかな。やっぱ眉毛サロン大事だな。個人的にはまつエクやアイメイクよりも重要な気がする。
よし次。健康としなやか。これはね、満場一致で肌だと思います。誰が何と言おうと肌。間違いない。人間、肌の綺麗な人には本能的に惹かれるような気がする。それはもしかしたら生殖能力の高さに繋がっているのかもしれないけれど、少なくとも体内のバランスが整っている可能性が高いわけですよね。もちろん個人差がありますけど、生活や体調の崩れって本当に肌に出やすいので。自分は完全に敗北している肌で、最も改善すべきは肌だし、最も生活に影響を与えているのは健康面だし、切っても切り離せません。肌が美しくなったら健康になっているだろうし、健康になったら肌が美しくなっていると思う。やっぱ内からも外からも肌にはアプローチを続けなければならない。今のままレッツゴーだ。
最後、穏やかさ。こいつは多分顔の下半分が物語っていて、まあ大体が口元なんじゃないだろうか。口角が下がってるのはどう考えても否定的なニュアンスを与えるし、一方で大口あけて笑うのは開かれている人の仕草だから。高い頬も親しみやすいよね。口元に笑みをたたえていれば、少なくとも初対面でマイナス評価を受けることはなさそう。表情が柔らかく豊かであれば、何も言わずともそれだけで安心感を与えられるように思う。このあたりは他の項目と比べればクリアしてると自己評価するけど、物理的な面で言えば完全に重力に負けていて、それって強い人に引っ張られがちな自分を反映していることに気付いてしまった。顔ヨガでもする?NOと言える口元を作ってく?
とまあ、こんな感じで、なりたい内面/現実の外見というのは結構あからさまにリンクしてるなと思った話でした。いやーこわいね。そりゃ第一印象で大体決まるわ。あの手の本は読んだことがなかったけど、一度目を通してみるのもいいかもしれない。あー、かしこくて健康的で優しい人になりたい。そして周囲に還元していきたい。不肖者ですが頑張ります~。