16タイプパーソナルカラーってご存じですか?パーソナルカラー(似合う色を春夏秋冬のカテゴリに分類する診断)についてはかなり世間に浸透しましたが、それを更に細分化した16タイプパーソナルカラーについてはまだあまり一般的ではないと思います。レポというよりも自分の備忘録兼考察ですが、もしご興味おありでしたらお付き合いくださいませ。
16タイプパーソナルカラーとは?
16タイプパーソナルカラーとは、株式会社ラピスが考案した独自のパーソナルカラー診断方式です。よく16分割とも言われていますね。
「16タイプカラーメソッド®」は、4シーズン・パーソナルカラーを、色の特徴(色相、明度、彩度、清濁)で細分化した進化型になります。合計16タイプの色グループに細分化することで、似合う色の傾向を明確にしたパーソナルカラー診断です。
春夏秋冬の4分割で十分ではないのかと思われる方もいらっしゃると思うのですが、この画像を見れば納得いただけるかと(こちらもサキエルさんのブログよりお借りしました)。
おわかりいただけただろうか…同じシーズンでも全然違うんです。これだけの幅があると「PC~だからこれが似合う!」とは言い切れませんよね。 また、16タイプパーソナルカラー診断では似合う色群をファースト・セカンドと2種類選出してくれますが、その似合う2種類は必ず異なったシーズンから選ぶ(1stが秋なら2ndは秋以外)と決められています。たとえば秋の4段目、ウォームの色調と近しい印象を与える群としては春ウォームやビビッドなど、他のシーズンのものもあることが見て取れるかと思います。単に「イエベ秋だからイエベ秋向けの色を身に着ければよい」のではなく、似合う色の特徴を掴み、装いの幅を広げるための16分割だとも言えます。イメコンに関してはしばしば「型にはめられたくないから嫌い」という声を耳にしますが、決してそうではないと思っていて。むしろ、まだ気付いていない可能性をぐんと引き出す方法を見つける手段だと考えています。
サロン
16タイプの診断が受けられるサロンは結構数があるのですが、私はTwitterで拝見していたKAREN先生にお願いしました。
KAREN先生はTwitterやインスタの投稿がわかりやすく、アイテム紹介が参考になるのが決め手でした。画像の作りが丁寧で見やすい……
ミニマックの赤リップ全色比較💄
— KAREN【16タイプパーソナルカラー診断・東京】 (@karen__iizumiii) July 10, 2021
ブルベ冬がここまで選び放題なのはかなり珍しいですよね😳💕
全色マットなので艶が得意な方はこの上から軽くグロスなどを足すと完璧です!
色味が分かり易いようにかなりしっかり塗っていますが、軽めに塗ればもっとナチュラルで使いやすくなります🙆🏻♀️ pic.twitter.com/NoJbaBabnP
KAREN先生は穏やかで優しいお人柄で、他のイメコンに関する知識も豊富。診断時間がとても楽しく、この方にお願いしてよかったな~と感じました。1か月はLINEでの無料アフターフォローがあるので、そちらも利用させて頂きました。
診断の流れ
アンケート・説明
明大前のマンションの一室にあるサロンにお邪魔しました。入ってすぐに目に飛び込んでくる、整然と並べられた色とりどりのコスメ達に圧倒されつつ(写真撮らせてもらえばよかった…)、まず最初にアンケートを記入します。内容は他のイメコンの診断歴や好きな色、なりたいイメージなど。記入内容を先生がヒアリングしてくれる中で、「マット寄りのアイシャドウがあるといいのかなと思っているので、それを探したい」と伝えたところ、「……マットよりもラメが得意な秋さんの可能性が……当ててみないとわからないですけど、私と似た感じが……」とのお言葉が。マジですか!?イエベ秋=マット適の大原則が崩れる!?いや、PDファッは華やかさが必要だからラメもいけると知ってはいましたが、PC単体で見てもラメ耐性がある秋もいるのね!?と、この時点で既にかなり興奮しました。すぐに興奮する。ヒアリングが終わり次第、16タイプパーソナルカラーとは?という説明を受けます。このあたりは先述した通りなので割愛します。
ちなみに、私の事前予想はこんな感じ。
そういえば、16分割の抽選に当たったのですよ〜。十中八九ディープオータムじゃないかとは思いますが(ストロングも可能性ありそう)、2ndはディープウィンター>ウォームスプリングかな…ある程度重みがある色が合う感じはする。が、なんせ顔タイプをクールと見誤っていた女なので油断はできない…
— かべ (@kataru_kabe) June 18, 2021
まあ1stは秋で問題なかろうと。ただ秋は秋でも明るいふわっとした色よりも暗い色の方が得意な気がするので、16分割であればDeepじゃないかなと睨んでいました。2ndは黒が得意なことから冬の可能性が高いのでは?と考えていました。ちなみに私と似ているかもと仰った先生のスペックは冬vivid秋strong(通称冬ビビ秋スト)。というわけで、いよいよ診断スタートです。
診断
目・髪・肌質感のチェック
太陽光の入る窓際に、全身鏡に正対して座り白色のケープを着けます。まずは目の色や髪の色などを先生が観察。 「目はしっかりオータムさんですね~」と言われ、確かに過去ネットでPC毎の黒目の特徴を調べた時にまんまPC秋の特徴だったことを思い出しました。髪は真っ黒ではなく、光に当たるとこげ茶。しっかりとした髪質で、特に何もしなくても艶が出やすい。ちなみに肌は脂性寄りで、比較的厚みがあります。資格が無いので肌質がどこまで診断に影響が出るのかわかりませんが、関連がゼロということでもなさそうです。
ドレープ(キラキラ)
そして、待望のドレープ当てスタート。PCPD診断(4分割)の時には使用しなかった、ゴールド・シルバー・シャンパンゴールドのキラキラ系をまず最初に当てます。ゴールド→うん、ばっちり。予想通り。シルバー→えっ…悪くない…これも全然悪くないです…別に顔色悪くならないし、光に全然負けない。というか顔と光のバランスが取れてる。シルバー=ブルべ向けだと思ってましたが、どうやらそんな単純な話ではないとようやく気付く。そして先生が「逆にこれは難しいと思うんですよ」と言いながら当てたシャンパンゴールド。イエベ秋だったら似合いそうじゃないですか、シャンパンゴールドって。アンティークのアクセサリーとかでもよくありますし。でも私の場合、シャンパンゴールドだと輝きが足りなかった。まさかこんなにもギラギラしてていい(むしろそれが必要)だなんて…あのシルバードレープを当てたことがある人はお分かりになると思いますが、もう本当~にギランギランなんですよ。青魚の背なんてもんじゃないです。実際のドレープの素材はわかりませんが、イメージするなら一昔前のギャルが持ってそうな合皮のバッグ(プチプラ)にシルバーのスプレーをこれでもかと吹きかけた光り方というか……ベカベカという表現の方がしっくり来るでしょうか。もうここで相当盛り上がりました。だって、今まで敬遠してきたシルバーもいける!イエベだけど!お洒落な人がよくやるゴールド×シルバーMIXだって、センスは横に置いといて持ち前のスペックでいけちゃうわけですから。今振り返ってもこれはかなりの衝撃でした。いやーびっくりした。個人的にはこのキラキラ系ドレープは、顔色の良し悪し(健康的に見えるか否か)以上に、顔が光を必要としているかどうかが明らかになったなと思います。
ドレープ(色)
そして、今度は所謂カラーのドレープ。診断レポなどではよく春VS冬→春VS夏のように季節毎に戦わせて(戦わせて?)勝ち残る物を決めていく様子が活写されていますが、今回は「赤系」「青系」「白系」などの括りで春夏秋冬を絞り込んでいきました。時間が経ち記憶が薄れているので非常にざっくりしたことしか言えないので、このあたりは話半分でお願いします。えへ。他の人の読んでくださいませ。このへんの曖昧さがレポと言えない所以です。
で、まあ秋の色が得意なのはそりゃそうだろうなという感じで特段驚きもしないのですが、なんかいけちゃうんですよ。冬の色も。自分でもセカンドは冬かなと思っていましたが、想像以上に冬の色は大丈夫。そして秋冬の中でも、淡い・薄い色は「も、物足りん…」となる。例えて言うなら、顔が「もっとぉ!もっと色のインパクトをっっっ!カモーン!!!!」と松岡修造並みの要求をしてくるわけです。暑苦しいけどまごうことなき事実。もちろん細かいチェックポイント(苦手なドレープを当てると口周りに影が入ったり全体に青白くなったり)はあったのですが、過不足で言えば圧倒的に不足が目に付く、そんな印象でした。要するに「派手過ぎ…」「強過ぎ…」ということが無いんですよね。いっけーいけいけ押せ押せ原色!!!みたいな。まだまだやれるぞドンドン派手色!!!みたいな。まあぬりかべアイコンを思い描いて頂くと、そりゃあんたは淡いレモンイエローとかパステルブルーよりもアフリカの部族がボディペインティングや装飾に使う色の方が似合うよね~となるのですが……あらゆるイメコンスペックが意図せず詰め込まれた手書きアイコン。
一緒に受けた友人はブライトサマー・クリアウィンターというなんとも涼やかな結果に。私が「足りん足りん!余は不満足じゃ!もっと強い色を持て来よ!!!」とぶー垂れた薄淡い色がですね、彼女の胸元に当てた瞬間、端正かつ繊細な美しさと可憐さを引き立てていて……本当に素晴らしかったです。ええ。真逆なPCだとは思っていましたが、ここまで違うもんかねとしみじみしてしまいました。
さてここで、ひとーつ!光るのが大事。ふたーつ!強くて華やかな色が大事。という傾向が判明しました。そして秋→冬の順で適。以上のことを踏まえて、先生のご宣託を拝聴します。結果やいかに。
結果発表
もうお察しの方も多くいらっしゃるでしょう。
1st:秋strong
2st:冬vivid
※秋スト:冬ビビ=6:4
でした!Twitterだともう言っちゃってるんですがね。
16分割受けてきました。
— かべ (@kataru_kabe) July 12, 2021
1st:秋スト 2nd:冬ビビ
・秋:冬=6:4、かなり中間
・優先:鮮やかさ→クリア→やや深め
・遠くから見てすぐわかる色
・キラキラ・ギラギラ、ラメ艶◎
・コントラスト「必須」、差し色
これ、PDとの相関が相当ありますね…つよつよ発色。 pic.twitter.com/AibihBucoX
ツイートでは簡単にしか触れていないので、こちらではもう少し詳しくまとめていこうと思います。PCPD診断の時のベストカラーを隣(右)に並べると、PC秋の中でも「鮮やかさ」が強調されたのがよくわかります。
他の色の仲間と比較した図も持ってきてみました。このピンクで三角に囲んだあたりが私の得意ゾーンになります。
数年前に色彩検定が流行しましたが、今更ながら色の勉強って面白そうだなあと思うなど。診断後に頂いたカラーチャートでは、得意な色に✓が付けられています。
昔からグレーが結構好きなのですが、ほぼ軒並み外れていて(唯一濃いのがいけるか?)ちょっと悲しい。あと、冬の中でも右から2列目の薄い色と下2列がすっからかんなことに気付いてちょっと笑ってしまいました。確かに自分でもこういう色は選ばないな〜。それと比較して得意な赤の多さよ。
あとこれはずっと気になっていた「日焼けするとPC変わるのか問題」。大幅に変わる!ということは無いそうですが、1stと2ndの割合が半々の人だと似合う比重が変わってくることはあるそうです。私の場合は日焼けすると秋に寄っていくとのこと。冬よりも秋の色群の方が親しみがあるので、個人的にはあまり問題無いと感じました。
色選びのポイント
ここからはぐっと詳細に。持ち帰り用の資料を活用させて頂いております。
【ベース】
秋:冬=6:4とのことから、黄みしか受け付けない!というわけではなく、「やや黄みが〇、青み強過ぎは△」だそうです。確かに、青って好きだけど服ではあまり手に取らない色でした。PC秋はターコイズが似合うと言われますが、どうも軽くて馴染まない。もちろんPC冬向けのロイヤルブルーも厳しい。似合う青を見定められるようになる必要があります(とりあえず濃紺でお茶を濁していた人)。
【彩度(鮮やかさ)】
これは自分の想像以上でした。「原色OK」だなんて、そんな…私は地味で控えめな人間なので(これは本当にそう)(なかなか信じてもらえないけど私から見た私はまさしくそう)、そんなに鮮やかな色を身に纏うのは勇気が要る。のですが、ここまで鮮やかなものが良いのであれば、出来る範囲で少しずつチャレンジしてみようと思います。折角新しいチャンスを貰えたわけですし、単に目が慣れないだけというのもあるでしょうしね。
【明度(明るさ)】
これも実は自分の想像以上。もっと暗い色が良いと思っていました(だからDeepだと予想していた)。が、まああまり暗くすると鮮やかさが失われますからね…「やや暗め」で、「原色+少し黒or茶」のアドバイスはまさにその通りだなと感じました。
【清濁】
てっきりクリアは苦手、くすみが得意だと思っていましたが実際は完全に逆。なんでこんな勘違いをしていたんだろうと考えたところ、おそらく「濃淡と混同していたのでは」という結論にたどり着きました。薄いか濃いかで言えば濃い方が良いけれど、濁っていない方が良い。ここはこれからも勘違いしやすそうなので気を付けるポイントだなと思います。
【キーワード】
来ました!大好きキーワード。私のキーワードは……
鮮やか、クリア、やや深め、やや黄み
キラキラ・ギラギラ、ラメ・ツヤ
コントラスト必須、差し色
もうここだけでご飯5杯くらいかっ込めてしまいますね。1行目の色合いに関してはまあ普通に納得できるのですが、問題は2行目と3行目ですよ。華やかだけど親しみやすい女の子がにこにこしながら「秋ストですぅ、これからよろしくお願いしますね!一緒に頑張りましょ!」おお~こりゃどうも、なんてやってたら突如として関西にお住いのおっちゃんが「おう、わしも秋ストなんじゃが、PDファッのやつとは昔っからの知り合いでなぁ~~~」と絡んでくるわけですから。そう、記事タイトルにもある伏線回収はこれです。診断直前のヒアリングでも同じことを言っていますが、PC秋ちゃんはマット要員じゃなかったの…!?あまりに情報量が多いので、後ほど丁寧に触れます。というか繰り返し騒ぎます。
装い・メイクのポイント
本記事、まだまだ続きます。教えて頂いたことが山のようにあるので、必然的に書くことも山のようにある。
【アクセサリー】
PC秋だけどシルバーもOKな感動は先に記しましたが、ここでも念押しのように再び「シルバー・ゴールド〇」「キラキラ・ギラギラ・ツヤ」。逆に、シャンパンゴールドやシャンパンピンク、マットはあまり得意でないのでそれ単体は△とのこと。これを聞いて思い出したのが、結婚指輪作りの時の地金・デザイン決めの時に感じたあれこれでした。
この記事の中で、私は試着した感想として
「シャンパンゴールドは(中略)肌に馴染み過ぎて存在感がもう一声欲しいと感じた」
「折角なら輝きを味わいたいと思い(マットではなく)磨き(ツヤ)に」
と書いているんですよ。合ってる!私の感覚合ってる!正しい!なんだかんだ言って潜在的に秋ストへの理解はあったようです。
これは余談なのですが、この結婚指輪作りの記事はまさかのMITUBACIさん(体験した工房)まで届き、ラップのアンサーソングのごとく「骨格やPCを参考にした指輪選び」のブログを書いてくださいました。ぬりかべ、めちゃんこ感動。
自分に似合う指輪を探す・骨格診断やパーソナルカラー診断を参考に結婚指輪を探す - 手作り結婚指輪・ペアリングのMITUBACI(ミツバチ)
この中で「イエベの方がプラチナを身に着けたい時は艶消し(マット)に」「ブルべの方がゴールドを身に着けたい時はライムゴールド(塗装で言うところの「青金」)を」など、流石のプロ目線なアドバイスが載っています。ご興味おありの方は是非ご一読ください。
話を元に戻しますが、シルバーはシルバーでもグレー系の鈍い光り方をするものはちょっと難しそうだなという印象です。クレイ系とか、使い込んで黒ずんだヴィンテージ系のやつですね。それと、今までほとんど手を出してきませんでしたが、ビジュー系は光るという点で悪くないと気付きました。必然的に小さい粒の集合体(PDキュート向け)になるので、PDファッとしては別にドンピシャではないよな~と思っていたものの、輝きを加えられると考えるとまた違った評価になるような気がします。
【ヘアカラー】
今のまま(地毛)でも良いそうで、PD診断と同じことを言われるの巻。具体的には「黒OK、暗め、赤みブラウン・ダークブラウン〇」とのこと。私は過去に一度だけカラーをしたことがあるのですが、色が抜けた時に黄色っぽくなってしまい「なんか、『軽い』感じがする…」と愕然としたことがあります。そんなことを思い起こしていたら先生に「髪の黒と、肌色との、コントラスト」と言われ(本当にこんな感じで文節ごとに区切られてかつアクセントがついていた)、コントラスト~~~!!!(PDファッとの共通点)となりました。黒髪の時は眉毛を脱色して抜け感を出しましょうとか言う説よく見かけますけど、あれもマジで人それぞれですからね。私の場合は黒々とした眉もコントラスト的なパキッと要員&目力サポート組で、脱色すると一気に頼りない顔になります。一口にバランスをとると言っても、自分のやじろべえがどこで安定するのかをよく見極める必要があります。
【ベースメイク】
「ツヤ肌」。ツヤ肌です。イエベ秋だからと言って思考停止でマットにしてはならん!まあ確かに自分でも「どマットは似合わんな…いいとこセミマット」と思ってファンデやお粉を選んでいましたが、それでも少しでも厚みを出すと一気にアウトになっていました。納得。ただ一口にツヤ肌と言っても色々な方向性があって、例えば「水光肌」「濡れツヤ」「内側から滲み出るような」「スポットライトを浴びたような」など。先生曰く「朝起きた時にちょっともうツヤ出てますよね?それをそのまま生かすイメージです。なんならファンデとか無しでいい」とのこと。ね、寝起き肌……?非常にハードルが高い気がしますが、仰っているところはよくわかります。というのも、自分は顔に限らず手や足(すねとか)も、何もしていないのに謎の光を発出することがあるんですよ。家族に「足光ってるよw」とか言われる。ので、目指すところはすっぴんに日焼け止めでも見るに堪えうる肌、なのでしょう。これは遠い道のりだな……
また、ハイライトは「ギラギラ〇、ベージュ系」とのことでした。PD診断をしてくれた初先生の個別アドバイスでも「ぬりかべちゃんは(PC秋向けの定番品だと物足りないので)レオスールデクラの18が良さそう」と言われているので、ここもPDと一致ですね。以下、商品画像は画像下に記載のサイトよりお借りしております。
最近通っているメイクレッスン(これがまた非常に良い)でハイライトとシェーディングの入れ方をマスターしたので、これからはガンガン光らせてゴンゴン削っていこうと思います。
あとこれは考察の範疇なのですが、先日一緒に診断を受けた友人とTwitterで会話していた時に、「下地などのトーンアップの得手不得手はイメコン要因ありそう」という意見で一致を見ました。そういう細かな違和感も、丁寧に探っていくと関連が見えてきそうです。沼。
【アイメイク】
以前から「イエベ秋だけど、アイシャドウはマットよりラメの方がしっくりくるんだよな~華やかさ必須なPDファッ由来かな~」と思っていましたが、やはりこちらでもパール~大粒ラメを推され、納得の結果に。ベージュ系のマットグラデなんてした日にゃぁ、もう無ですよ無。上品なはずが、無。秋春ウォームの友人とこの話をしていたら、彼女はラメはNGで微細パールが関の山だそうで互いに感銘を受けました。やっぱり一口にイエベ秋と言ってもかなりの幅がありますね。
アイシャドウで得意な色味としては、赤みブラウン(ボルドー・カッパー)や深みブラウンとのこと。ええ、存じ上げておりましたわ。そして、友人知人がくれたアイシャドウたちが軒並み秋スト冬ビビ向けなことに気が付いて感服してしまいました。みんな私のことを私よりもよくわかっている……というわけで、久しぶりにスウォッチです。頑張って文字入れしたよ。
ローラメルシエはかなり発色が良いのですが、アイホールに広範囲しっかり乗せても全然大丈夫。その上からおトム・エレガンス・アワグラのラメやグリッターを日替わりで乗せています。下3つはシルバーラメが入っていますが、我が瞼の上では当然のように通行許可証が発行されています。
また、アイメイクにおいては締め色・アイラインもマスト。こと目においては盛りに次ぐ盛りが必要なタイプのようです。色はダークブラウン・黒・遊びを入れたい時にはボルドーをお薦めされました。個人的にはダークブラウンが一番しっくり来ますかね〜。今はラブライナーを目尻に、CANMAKEのクリーミータッチアイライナーを粘膜埋めに、どちらもダークブラウンを愛用しています。
締め色のアイシャドウも絶対使います。抜け感なんて言葉は目周りには適用されない。締め色ってパレットに大体1つは入っていますし、あまり単体で買うことはないと思うのですが、手持ちのアイシャドウが増えた今でもADDICTIONの単色シャドウのFudgeをただひたすらに使い続けています。
ADDICTION BEAUTY メイクアップコスメ通販 公式オンラインショップ
画像より実物の方がしっかり濃いです。ベースやポイントに何を使ったとしても、締め色はこれ。濃さと光り方、他の華やかな色との調和具合が絶妙なので、私の目元はこれからもこの子に締めてもらうつもりです。
【チーク】
「なしでOK」。なし!?なしでいいんですか!?私は(肌の赤みは出やすいですが)血色無いマンなのに。ですが、考えてみれば色を載せる優先順位としては目や唇の方が遥かに上。となると、頬くらいは引き算をした方がバランスが良くなるんですよね。もしチークをするなら「ブロンザー・ベージュ系」とのことで、なんかちょっとずつわかってきましたけど、多分私は所謂海外メイク(韓国ではなくアメリカ系の)と相性がいいな? 顔タイプで言えばフレッシュ寄りキュートとなのでそういった華やかメイクとの親和性は比較的薄いはずなのですが、とことん顔を他の要素が蹂躙していきます。キュートとしてのアイデンティティはほぼ無い。
ここからはまたちょっくら余談ですが、顔タイプの資格もお持ちのKAREN先生に「アクティブキュートに寄せる感じですかね~」と言われてびっくらこきました。キュートの中でもパーツが大ぶりな方がアクキュという認識だったのですが、自分はパーツサイズは小さいんですよ。癖はあるけど小さい。でも、秋スト(もしくはPDファッ)のメイクの方向性としては「際立たせる」だと思うので、必然的に目や口などのパーツの存在を主張するようになるんですよね。敬愛するヒツコスさんが「美は総合芸術だ」と仰っていたのは本当にそうなんだなと改めて実感しました。もちろん何か一つの要素にフォーカスして表現することも手段ですが、自分という人間を多面的に認識しそれぞれの要素を統合させていくことで、より完成されたものに近づいていけるんだろう、と。気付けばチークの話から大分飛躍しましたが…とりあえずプチプラでブロンザーを探したいと思います。
【リップ】
先生が下さったアドバイスシート、リップ欄の一番上に大きく「赤(しかも丸で囲まれている)」と書いてあるのを見て、やはり私は赤に愛された女なのだなあと思いました。PCPD診断の時にも赤が似合うと太鼓判を押されていたので。もう少し具体的に言えば、「朱赤~深めの真紅、オレンジブラウン、レンガ色、赤みブラウン」だそうです。ここ数年、特にリップはオータム向けの色が充実しているので困ることはなさそうですし、見分けもつきやすいですね。手持ちの物で言えば旋風を巻き起こしたセルヴォ―ク09、rom&ndのApple Brown、最近のプチプラでは出色のKATEリップモンスターのパンプキンワイン、どれもばっちこいです。
Qoo10 – 「rom&nd 公式ショップ」のショップページです。
MACのチリも一押しだそうで、やっぱり欲しいなあ。ここ最近のマスク生活でリップは落ちづらいのが第一優先になってしまい、ティントに傾倒しているのですが。
そして、診断の最後にどどんとご紹介頂いた「私向け」のコスメはこちら。圧巻!
以下は私がいいな~と思った物を羅列。DiorバックステージAmberはイエベ秋御用達、みんな持ってるやつですね。PD診断でもお勧めされました。
エレガンスのレヨンジュレ06。うーんいかにも私向けの色。使えと言っているな?
Elégance Cosmetics|エレガンス コスメティックス公式サイト
THREEのディメンショナルビジョンアイパレット、03AMBER GAZING。お洒落、お洒落だよう。こんなのお洒落番長だ。
NARS ブラッシュ4080。チークって全然減らないから買うの躊躇いますけど、この深みのある赤には惹かれますね…
《公式》NARS Cosmetics | オフィシャルサイト | Makeup and Skincare
あとこれは、街中でちらりと見かけて「こっ、これは…!?」とビビビと来て(表現が古い)、KAREN先生にアフターフォローでお尋ねしたところ「めちゃくちゃ良いですね!捨て色が一つもないです!」と言われたこちら。
【人気色をチェック】プレイカラーアイパレット レオパードランウェイ / ETUDEのリアルな口コミ・レビュー | LIPS
15色も入ってるのに捨て色が1つもないって凄くないですか?これ、実は廃盤商品なのでエチュードハウスの公式オンラインショップからは姿を消しております。したがって現在他のショップで出回っているのも在庫限りと思われるので、秋ストさんで気になる方はお早めに…
感想・後日考察など
やっぱりペア診断が楽しい
物事を理解するのって色々なアプローチがあると思うのですが、その中でも「比較」って相当な推進力を与えてくれると感じています。今回一緒に診断を受けてくれた友人のレポートはこちら。
彼女は1st夏ブライト2nd冬クリア、8:2。秋スト冬ビビの私とは真逆と言っても過言ではない。
ドレープ当ての時にも触れましたが、本当に色のパワーって凄くて。魅力を引き出すという表現がありきたりであれば、匂い立つと言い換えてもいいかもしれません。人それぞれ肌質に合う香りがあるように、色には一人一人の可能性をrevealするような力があると感じます。そしてそれは、自分がドレープを当てられている時よりも、人が当てられているのを見る時の方がよくよくわかります。客観的に、鏡を介さずダイレクトにその変化を見られる。診断を受ける楽しさは色々とあるものの、貫かれる感動は断トツだと思います。今回は友人と受けましたが、知らない人とでもきっとその新鮮な驚きは味わえるはず。なので、選べるのであればペア診断をお勧めします。
別にね、外した色や香りやデザインを身に纏ったところで死ぬわけでもなし、大方は「まあこんなもんか」で終わる話なんですよ。ただ、素晴らしく相性が良い物を引き当てた時の鮮烈さは目を見張るものがあって。まあ一度この味を知ってしまうと、生半可なものでは満足感を得づらくなってしまうというおまけ付きですが…正直なところ、PDを知ってからはPCをないがしろにしていた(なんせファッショナブルを乗りこなすのが難しい)ものの、今回の16タイプによって色の重要性に立ち返ることができました。
ゆっくり学びを深める
当日だけでもう収穫に次ぐ収穫、巻き取った伏線でぐるんぐるんになって身動きが取れなくなっていましたが、イメコンで楽しいのは実生活を通して少しずつ理解が深まっていくところです。Twitterでの情報収集や先達とのお喋りは本当に楽しいし、世界が開かれる感覚を味わえます。
秋さんの高彩度カラー#パーソナルカラー #イエベ秋 pic.twitter.com/MydHf4Z5wS
— なないろラボ *パーソナルカラー診断*パーソナルテイスト診断*骨格診断*ファッション*コスメ 東京 (@nanairolabo) June 10, 2021
冬さんの高彩度カラー#パーソナルカラー #ブルベ冬 pic.twitter.com/g7s3D7b2Bj
— なないろラボ *パーソナルカラー診断*パーソナルテイスト診断*骨格診断*ファッション*コスメ 東京 (@nanairolabo) June 8, 2021
こういうのを見て、次はこんな色のトップスが欲しいなあと物欲をたぎらせたり。頂いた資料を見返して新たな発見があったり。
既に使った画像ですが再度。この、シーズン毎に付けられている形容詞がかなり気になっています。AutumnのNatural/Gorgeous、WinterのBriliant/Contrastあたりが特に。何度言やあ気が済むんだって話ですが、とにかくPDとの絡みが強いんです。Twitterで私と似たスペックの先達が「自分のフォロワー、秋ストの人はほぼみんなメインかサブがファッショナブル」「親和性が高すぎて、プロも秋ストとPDファッどちら由来なのかわからないことがある」と言っていたのもさもありなんという感じ。
診断時に教えて頂いたのが主にメイクのことだったので、本記事の内容もメイクに寄りましたが、実際のところ色を使ったメイクは施す面積で考えるとそう広くはありません。一方で服は面積が広い分与えるインパクトも大きいので、特に顔回りに何色を持ってくるかというのは非常に重要だと思います。ただ、先達も「秋スト冬ビビの鮮やかな色を顔回りに持ってくると『強!』となってしまう」と言っていて、それは完全に私も同意見。そのあたりの落とし所をどうするかがこれからの課題で、例えば脱感作療法的に徐々に鮮やかな色に目を慣らしていくのもひとつですし、差し色として限定的な範囲で取り入れるというのも手だと思います。ベストからはやや外れるけれど、Deep群から選ぶのも十分に合格点でしょう。いくら似合う色と言っても落ち着かないのでは仕方がないので、まずは居心地よく、少し自分がよいものになったように感じられる、もっと言えばいつもよりちょっと自信が持てて、ほんのりご機嫌になれる、そんな付き合い方をしていけたらと思います。秋スト冬ビビちゃん、これからもっと仲良くなろうね~。
はー!!!まさかこんなに長くなると思わなかった!ですが、それだけ沢山得られたものがあるということで…長々とお付き合いいただきありがとうございました。それではまた。