語るぬりかべ

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ぬりかべ体躯のアラサーが、美容と日々の暮らしに奮闘しつつ楽しみを見出す記録。

リアル脱出ゲーム×名探偵コナン「紺青の美術館からの脱出」に行ってきました!対人関係の癖がモロに出た。

世には脱出ゲームなるものがあると知ってはいましたが、まさか行くことになるとは。誘われなかったらまず行かないですね。知らなかったことを知るのは悪くないかもしらん、と思って、二つ返事で了承しました。

realdgame.jp

場所は原宿。お洒落よのう…普段なかなか来ないからお上りさん丸出しになります。どっちに歩けば渋谷で青山なのか、何もわからない。

 着いたよ。事前にスマホでチケットを購入していたので、入り口で受付をして入場。中の様子は撮っちゃ駄目だろうなと思ったので、パンフのみです。

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グッズか…考えもしなかったですけど、そりゃまあ欲しい人はいるだろうなあ。昔はコナンとかよく観てました。まじっく快斗も読んでたしなー。また読み直したい気持ちがある。なんか知らないキャラクターどんどん出てきてるし、全く追いつけていません。

 

入場すると、テーブルに案内されます。ゲームによって違うのかもしれませんが、今回は6人1グループでした。私達含め、カップル3組。私達以外は二十代前半かな?割とお若い感じがしました。会場全体を見渡すと、カップルは勿論のこと親子連れ、女子同士、男子同士など組み合わせは様々。流石に年配の方だけの参加はなかったようですが、思ったよりバリエーションに富んでいました。ゲーム開始前に同じグループの人には軽く挨拶をし、今までに参加したことがあるかどうかなどの軽い会話を交わしました。私達は初めてでしたが、他の2カップルは二度目。前回は脱出失敗だったそうで、今回は成功したいな〜と。私達のグループはよろしくお願いします、と言っただけでしたが、他のグループから漏れ聞こえる声から、名前を言っていたグループもあったようです。

 

ゲームは2時間なのですが、実際に謎解きをしているのは1時間程度だったと思います。事前の説明やインストラクター?の進行、アニメ映像の視聴などがあるので。節目節目で映像が入るので、それでストーリーが進行したり次の謎解きの説明がなされたりします。ずーっと謎解きしてるのかと思ったら違ったけど、ある程度流れに乗せてもらった方がスムーズなんでしょうね。グループ毎の差も広がり過ぎないでしょうし。

 

謎解きの構成も工夫されているなあと思いました。1つ1つの謎のほとんどはそこまで難しい物ではなく、小学生でも高学年なら割とスムーズにできるだろうな、という感じ。とは言え時間が割とタイトなので、「急げ!」というワタワタ感があって盛り上がります。全体を何部かに分けて設定されている謎解きでしたが、序盤でつまづいたり解け切れなかったりしても、のちの謎解きにはあまり影響が出ないようになっていました。1つわからないことがあったら先に進めない!というわけではなく、それはそれで置いておいてもなんとかなるというか。私みたいに堪え性がない人間には助かりますね。すぐにめげるので。インストラクター的な人も要所要所で軌道修正してくださるので、大幅に間違ったことはしないかな。また、テーブルの下にはヒント集もあり、グループ内の総意があれば参照することもできます。これは何度か使いました。

 

そんなこんなであっという間に時間となり、私達のグループは最後の最後で解けませんでした。惜しいところまで行っていたかというとそういうわけでもなく、決定的に必要なピースがあったのに誰もそれを思いつかなかったという、まあそりゃできんわな、という感じ。ただ、成功したグループは13組中3組だけだったと記憶しています。これでも多かったとのことなので、成功率としてはそもそもがそんなに高くない模様。タイムアップとなった後は映像で最後の謎が解き明かされるのですが、うーん、私からはひっくり返ってもその発想は出てこなかったな。グループ数から見れば先述したような割合ですが、グループの全員がこれを思いついた訳ではないと思うので、そう考えるとこの答えに行き着けた人数はもっと少ないはず。最後の仕組みはなかなかの難易度だったと思います。

 

謎解き終了後はしばし宣伝タイム。おそらくリピーターが多いのでしょうね、このコナンのプログラムもまた別の方法で参加できるとのことでしたし、ポケモン編などアニメとコラボした謎解きの紹介が沢山なされていました。この施設を運営している会社は他にもいくつもの拠点があるようです。

 

とまあ、概要はこんな感じ。ここからは超個人的な感想です。もうねー、色々考えさせられましたよ。謎以外で。まずは個人的な身体的特徴についての確信から。以前から、賑やかな場所で特定の音を聞き取る能力(カクテルパーティ効果というのか?)がかなり低いな、とは思っていました。カフェとかで周囲の話し声がすると、相手の言葉がなかなか聞き取れない場面がしばしばありました。音そのものにはかなり敏感で、過敏と言っても差し支えないレベルだと思います。小さな音でもびくっとするし、周りが聞こえないレベルの音が聞こえたりするので。今回は、BGM含め会場が終始賑やかだったこともあり、相当の部分が聞き取れず会話に参加ができませんでした。また、資料等が残りの四人の方が見やすい方向が定位置となってしまい、円卓だったため必然的にこちらは逆方向で読み辛く、聴覚情報だけに頼らざるを得ない状況で、でも聞き取れん!という悲しい状況に。「ちょっと見せてください〜」と言えれば良かったんですけど、みんな真剣に見てる中ではなかなか言い出せず…いや、言えばいいんですけど…

まあこの「言えばいいのに」にも通じるのですが、割と強めというか、ゲームにのめり込みすぎちゃったかな?というカップルがいらっしゃって、お二人でどんどん進めてしまうんですよね。そのカップルがやっていない作業を残りの四人がやる、的な。女性側はヒートアップして口調も強くなってきて、もう一組のカップルの女性の作業を否定したりしていて、見ているこっちがヒヤヒヤ。問題の二人が席を外した瞬間、作業を否定された女性が「あちら、なかなかですよね」と同意を求めてきたので、やっぱりそう思う?と思いながらも曖昧な笑顔で濁しておきました。こういう押しの強いというか、我が道を行く人がいた時に、自分はどんどん引いちゃうんですよねー。別に個人でやる作業の時には放っておけばいいんですけど、集団でやる時にはそうもいかないじゃないですか。そこで介入するのがなかなかできなくて、一歩二歩三歩、気付けば500歩くらい引いちゃう。それこそ時と場合によるんですけど、自分の意見を主張するのが比較的苦手というか…関係性が出来ていれば割と言えるんですけど、そうじゃないとなかなか難しい。でも、必要だよなーーー。もう若くないし、後進のためにも。

 

と、なんだかネガティブな感じになってしまいましたが、学ぶところの多い謎解きでした。メンバー次第というのは大きいかもしれないですが、いざとなったら友人の頭数を揃えて参加するというのもできるので、それが安全っちゃ安全なのかな。良い経験になったなー。謎解きそのものよりも、謎解きにおけるグループ活動を通して自らの対人関係の癖を思い知らされました。気を付けねばな〜。それでは!